北千住の赤門寺(おえんまさま・勝専寺)の縁日は1月と7月の15日と16日

まかろに投稿者:

こんにちは、まかろにです。

今回は北千住の住民には馴染み深い、北千住では最も大きな縁日である、赤門寺(勝専寺)の縁日について書いていきたいと思います。

赤門寺とは

この縁日は閻魔大王の御開帳に合わせて催されるもので、赤門寺の正式名称は「三宮神山大鷲院勝専寺」というそうです。山門が赤いことから赤門寺と呼ばれています。
勝専寺の説明文をざっくりと解説すると京都知恩院を本山とするお寺で、寺伝では文応元年(1260年)に勝蓮社専阿上人を開山、新井正勝を開基(寺院を創立した僧)とし創建されました。
江戸時代はここに徳川家の御殿が造営され秀忠、家光、家綱の利用もあり、さらには日光門主の本陣(平たくは大名等の宿舎)御用(利用された)を勤めた等、千住宿の拠点となっていました。
なお勝専寺にある木造千手観音像は千住の地名の起源のひとつとされており、開基新井正勝が荒川から引き上げたものとされています(ここでいう荒川は現在の隅田川)。
この縁日、閻魔詣ででみられる、あの赤い閻魔様は寛政元年(1789年)のものです。

思い出の縁日

赤門寺の縁日の日は、小学校で「今日は赤門寺の縁日です」という話を先生がしていました。友達と行くのは良いけど、夜は大人とね、みたいな感じです。
だいたい見回りの保護者がいて、声をかけられたりします。
僕の場合、昼は友達と行ってお小遣いを使い果たし、夜は親と行っておねだりするという状態でした。縁日では毎回、門の横に出していたやきそば屋さんで食べていました。なんだか知らないですがああいうのっておいしく感じるんですよね。
当時(20年とか前)の値段はその焼きそば屋さんでは大と小が売っていて、小が250円くらいで大が400円とかだった気がします。射的が300円くらい、よく話題に上がる文化フライが100円とか150円くらい(揚げずに持ち帰ることもできた気がします)、くじ引きが300円くらいという記憶で、僕がもらったお小遣いは1000円なので、そんな感じで回るとすぐ1000円に到達してしまいます。
そういえば低学年ぐらいのころお化け屋敷とかもあったなぁ…。

今回のレポート

中学生くらいまではよく行っていましたが、改めて行くと屋台の少なさに気付きます。昔は井口病院あたりまでわんさかありましたが、今はサイゼリヤ前の赤門寺までの道と境内に集中しています。
人も減った気がしますが、それでも19時半ごろは進むのも苦労するくらいに人が集まっています。

入り口の写真です。
赤門寺山門

最初に本堂とおえんまさまにお参りをして、そのあと歩き回ってみます。
赤門寺(勝専寺)本堂内写真
こちらが開帳された、おえんまさま。
お閻魔様
境内の中の写真です。
境内の屋台
スーパーボールすくいはこうして見るときれいですね。
スーパーボールすくい
山門からの直線の道はこのように人出が多く、ごった返しています。
山門から北千住方面へ
途中で振り返ってみます
北千住方面へ歩き振り返っての縁日写真
宿場町通りから赤門寺を見ます
宿場町通りから見る縁日

感想

久しぶりの赤門寺の縁日でしたが、懐かしかったり逆に新しかったり、たまにはいいものです。毎年1月と7月の15日16日なので、もし思いだしたらまた行ってみようと思います。
子どもの頃は屋台が閉まったころは歩けなかったですが、帰りにもう一度通ってみました。ちょっと静かすぎて、異質の空間でした。
夜の赤門寺
夜の赤門寺2

住所・アクセス・地図等

名称:浄土宗勝専寺
住所:〒120-0034 東京都足立区千住2-11
電話番号:03-3881-2358
アクセス:北千住駅西口からきたろーどへ。TSUTAYAが見えたら左に曲がり、半地下のサイゼリヤ前の道(牛繁のあるT字路)を右へ。そのまま直進すると到着します。徒歩6分ほどかと思います。
地図はこちら。

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