こんにちは、まかろにです。
今年も終わりますね、みなさんはどんな一年でしたか?
2017年の終わりは千寿七福神の話題で締めたいと思います。
七福神とは
まずはじめに七福神の説明から。
なんとなく七福神のイラストなどを思い浮かべていただくと、仏様と言われても違和感のないものもありますよね。
手元に岩波仏教辞典がありましたのでそちらから紹介したいと思います。
以下岩波仏教辞典より。
恵比寿は夷、蛭子とも書き、海の彼方から漂着した漁神。
大黒天は元来インドのシヴァ神の別名で、のち仏教の守護神となったが、わが国では大国主命(おおくにぬしのみこと)と習合して民間信仰に浸透し、台所の守護神となる。
毘沙門天は、もとはインドで財富の神クベーラの別名であったが、仏教に採り入れられて四天王の一となる。多聞天ともいい、財施の神。
弁財天はインドの水神で、のちに智慧と音楽の神ともなる。
福禄寿は中国で南極星の化身とされ、寿老人は長寿の神とされるが、この二神は同一神だとする説もある。
布袋は中国に実在した僧で、弥勒の化身とされる。
聖数とされる七の数に合わせて江戸時代中期にまとめられた。今日でも七福神詣でとして民間に人気がある。
以上です。
千寿七福神の紹介
次に千寿七福神の紹介をしたいと思います。
千寿七福神は
千住神社
元宿神社
大川町氷川神社
仲町氷川神社
河原町稲荷神社
千住本氷川神社
白幡八幡神社
から形成される七福神です。
平成4年に千住でも七福神をはじめよう!という動きがあり千寿七福神の会を立ち上げ、平成5年から始まりました。
七福神にはお寺が入ることがありますが、すべてが神社なのはけっこう珍しいかもしれません。
以前はそうではなく、また大川町氷川神社は比較的最近追加された記憶があります。
いろいろしっかり調べてから、また別の記事として書きたいと思います。
なお、ご神体のない七福神もありますが、千寿七福神はすべての神社にご神体があります。
ちなみに千寿七福神の各神社には、御朱印をあつめるための七福神用の色紙が売っています。
御朱印をすべて集めて飾れば七福がもたらされるとの言葉もあります。
七福神の所在マップ
Googlemapで地図にマーキングしておきました。
それぞれの神社の名前のあとに、祀られている七福神の名前を入れておきました。
初詣や年始のお出かけの参考になさってください。
脱線、千寿?千住??
千寿七福神は、千住七福神と書かれたりもします。
この「千住」を「千寿」と書くのは、千住地域の小学校に良く見られ、江戸時代にはすでにどちらも使われていたとのこと。今では店の名前やお酒の名前になったりもしています。ちなみに千住には千住寿町という場所があります。
千住では寿という字がもつ「めでたい」意味を、縁起を担ぎ採り入れたということのようです。千(たくさんの)寿(めでたいこと)という感じですかね。
どちらが正しいとかではない、ということを足立区役所でも言っています。でも子どもの頃は千住にあるのに字が違うなーおかしいな~なんて思っていました。
というわけで、七福神には「千寿」が似合ってるかもしれないですね!!
おわりに
今度は回ってみたという記事を投稿出来たらいいな、と思います。
1年の最後なので千住神社行ってきました!少し細雪が舞っていました。
それでは良いお年を!来年も「らっしゃい北千住」をよろしくお願い致します!!
住所等