「スーパーで子供が寝転がって動かないので強引に引きずったんですよ〜」と女性A。
「私もおんなじ。うちはジュースで釣ってる」と女性B。
特に聞きたいわけでもなかったけど、自然と耳に入ってきた満員電車での会話です。
子供の言うことを聞かせるのは中々骨が折れます。聞き分けの良い子もいるでしょうが、一旦イヤイヤ「ゾーン」に入ると、彼らをコントロールすることはもはや不可能。
話しは変わりますが、あなたは物を買う時にどのような心の動きがありますか?
おそらくこうでしょう。
・魅力的な商品が市場に出る
・欲求が生まれる
・感情的に感覚で購入する
・購入理由を理屈で正当化する
人間は感情で動きます。そしてそれを論理で正当化します。いかにもっぽくね。と語るのはショップチャンネルのトップセールスマンであるシュガーマン。大人でも子供でも関係なく、人の行動のエネルギーは感情みたいです。
では、子供の話しに戻ります。
彼ら(大人も然り)の行動の源泉は感情です。そんな感情をねじ伏せて、より強力に働く行動の源泉があるんです。
それが一貫性。
人間は自分の価値観に沿った決断をします。仮にその価値観が間違っていようと。あまりに小さい子供には通用しないかもしれませんが価値観が形成された子にはとても強力に働きます。
ステップ①簡単にできる約束をする
ステップ②約束したことを行動させる(機嫌がいい時に)
ステップ③言うことを聞かせるときは怒るのではなく、価値観を思い出させる
これは一種の心理テクニックで、ロバート・チャルディーニという方が提唱しています。
怒るのではなく、価値観を思い出させるのです。