今の時代の子供にやらせるべき習い事

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どうも。OnuzimRyです。

 

人間の脳が大幅に成長するタイミングは3回あるようです。

  • 0歳〜3歳は、脳神経細胞が増加する時期
  • 4歳〜7歳は、脳神経細胞の間引き現象が起こる時期
  • 8歳~10歳は、情報伝達回路の機能が発達していく時期

情報源:PHPファミリー「3歳・7歳・10歳は子どもの脳の発達の節目」

子供はただただ健康に育ってくれさえすればいい。とは考えているものの、やはり他の子供と比較してしまうのが、世のお母さん、お父さんではないでしょうか。子供たちの目線で考えた時に本当に必要なことは何か、考えてみました。

 

親としての難しさ

ここ数年で様々な教育プラットフォームが立ち上がりました。世界的に教育格差が解消していく良い流れです。ネットワークさえあれば所得格差にあまり左右されずに様々な教育を受けることが可能です。これまで貧富の差で全ての子にチャンスが与えられなかったことが徐々に解消してきているということはすばらしいことですね。同時に親としては難しいと感じる部分もでてくるでしょう。子供たちがやりたいことをやらせてあげることは大切だと思います。しかし、選択肢が多過ぎるため、ある程度は親がコントロールする必要がありそうです。

 

子供たちが生きる未来はこうなっています

AIとはartificial intelligenceの略で、人口知能のことです。なんでこのキーワードが出たかというと、僕ら人類は彼ら(AI)と切っても切れない関係になるからです。下記はこれから僕たちが直面する未来です。

情報源:博報堂生活総合研究所「未来年表」

2025年、人とAIが一緒に働くモデルが完成する

2025年僕ら若い世代は大きな局面を迎えます。それは社会保障費がピークに達するということです。もっと悪いことに介護人員が約40万人不足することやそもそもの労働人口が低下するため、働きながら介護をすることになっていくでしょう。一方でAIのテクノロジーが進歩し、僕ら人類とAIが一緒に働くモデルが完成することになります。少しづつ労働人口の不足をAIで解消する動きが出てきます。

 

2035年、日本の仕事の49%がロボット、人工知能(AI)で代替可能になる

2029年に人工知能が人間の知能を超えると言われています。そうなると僕らが今当たり前に仕事として認識していることが加速度的に姿を消します。単純労働をしている人の目線に立つと「AIに乗っ取られる」という見方になるでしょう。2030年にはAIにより約500万人の雇用が創出されます。同時に約740万人の雇用が日本から消されます。

 

2045年、AIによる国内の経済成長は121兆円に達する

AIは雇用を消し、新たな分野の雇用を創出します。単純労働は抹消され、革新的なアイデアでAIを活用する側にならなければ、この経済成長の恩恵にあやかれません。

 

もしも子供に1つだけ何かを覚えさせるなら

AIとどう共存するかは僕ら人類の課題です。AIを便利だと思い活用する側になるのか?AIは職を奪う嫌な存在と認識するのか?この違いで貧富の差が生まれる可能性があるということです。当然AIを活用する側に立てれば、アドバンテージになるわけです。ではAIを活用するとは具体的に何を知り、どうすればいいのでしょうか?これは脳が発達する時期にテクノロジーを概念的に理解し、脳にネットワークを作っておくことが有効だと思います。記憶のメカニズムは、過去の情報と新しく覚える情報をつなぎ合わせる(ネットワークを構築する)ことです。幼少期にテクノロジーに関する基礎的な概念を理解しておくことでAIと共存していく基礎的な力を養うことができます。

では具体的にテクノロジーの概念を理解する方法についてお伝えします。子供が飽きずに楽しめることが大切です。最適な答えはプログラミングです。プログラミングをPCオタクがやるマニアックな技術だと思ってはいけません。昨今、プログラミングをする上で必要となる論理的思考数学的思考、創造力、問題解決能力が注目を集め、経営者までもが習得するスキルとなりました。文部科学省もそのスキルの重要性説いています。

 

子供向けプログラミング学習サービスの比較

小学校低学年からプログラミング学習を始めているお子さんが増えています。テクノロジーを概念的に理解できるようになることはもちろんですが、それだけではなく、早い段階から学習を始めることで論理的思考数学的思考、創造力、問題解決能力を伸ばすことができます。学校で学ぶ偏差値の高い大学に入るためのテクニックではなく、将来的に必要なスキルをダイレクトに学ぶことができるのです。すでに学ぶためのサービスがいくつか用意されているので紹介いたします。

 

Scratch(スクラッチ)

Scratch画面イメージ

■費用

無料

■必要な道具

  • PC(Webブラウザがあればすぐに始められる)
  • ネットが繋がる環境

■ポイント

  • テキストで組み立てていくプログラミングではなく、ビジュアルプログラミングという視覚的にプログラミングできるサービス。子供から大人まで、特別なスキルを要さずにプログラミングできることが魅力
  • 費用がかからないので、手軽に始められる
  • ネット環境さえあれば、このリンクにアクセスするだけで、どこにいてもすぐにサービスを始められる
  • やることはシンプルですが、頑張れば簡単なゲームを作ることも可能
  • 知名度が高いので、わからなくなった時に参考となる資料がネット上にたくさん落ちている

 

プログラミン

プログラミン画面イメージ

■費用

無料

■必要な道具

  • PC(Webブラウザがあればすぐに始められる)
  • ネットが繋がる環境

■ポイント

  • Scratchと同じくビジュアルプログラミングで誰でも簡単にプログラミングできる。文部科学省が運営しているのでScratchよりも日本人向けのUXになっている
  • 費用がかからないので、手軽に始められる
  • ネット環境さえあれば、このリンクにアクセスするだけで、どこにいてもすぐにサービスを始められる

 

LEGO Education(レゴ エデュケーション)

レゴエデュケーション

■費用

有料(専用キットを購入する必要有り)

※個人での購入はLEGO社に可否を問い合わせる必要有り

■必要な道具

  • PC
  • 専用キット

■ポイント

  • ブロックを操作するプログラミングサービス。実際に存在するモノを操作するため、子供が飽きづらい
  • LEGOブロック同様、簡単なモノから複雑なモノまで発想次第で様々なモノを作ることが可能

 

さいごに

就職するにあたり必要なIT知識は年々、要求が高くなってきています。数年後にはさらに深いIT知識が標準で必要になるでしょう。アドバンテージをとるには子供の頃からテクノロジーに触れていることが重要だと思います。スポーツと両立しながら健康的で思慮深い教育をオススメいたします。

先ずは親御さんがプログラミングに触れてみてください。お子さんに教えられるように頑張るんです。理由はお子さんと共通の言語で話せるようになり、アドバイスできるようになるべきだからです。最初からスクールに頼るべきではないです。どうしても理解できなければ頼ってください。たくさんのスクールが存在しますが、実績が高いところを選ぶのが無難です。

それでは、また。

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